HOME > 活動報告 - イベントなど > (開催報告)日本医療政策機構オフィス移転記念フォーラム(2016年8月10日)

日本医療政策機構-活動報告

  • イベントなど
  • 調査・提言
  • インタビュー
  • 講演・記事・報道
  • その他
  •  

(開催報告)日本医療政策機構オフィス移転記念フォーラム(2016年8月10日)

開催日2016-08-03

(開催報告)日本医療政策機構オフィス移転記念フォーラム(2016年8月10日)

新オフィスのオープンに合わせて開催した本フォーラムでは、2004 年設立以来のHGPIのこれまでの歩みや成果を振り返りつつ、医療と医療政策の未来について、「イノベーションと持続可能性」を基軸テーマとし、開催いたしました。



開会の辞 
  
小野崎 耕平(HGPI 理事)「これまでのHGPI、これからのHGPI」

設立当初から活動の軸として持ち続けている、「Independent(独立性)」、「Multi-stakeholder(マルチステークホルダー)」、「Global Perspective(グローバルな視座を持つ)」という3点を紹介し、これまでにHGPIが行った、さまざまな活動を紹介しました。
そして、良好なアクセス、充実した会議スペース、働きやすい職場環境だけでなくオフィス経費の効率化も実現した新オフィスを活用し今後さらにイノベーションと持続可能性が両立できる社会の実現に向けて活動を続けていくと締めくくりました。


講演1 「持続可能な医療」とこれからの社会構想

広井 良典(HGPI 理事)
ファシリテーター:乗竹 亮治(HGPI 副事務局長)

医療政策の目的と目標は、医療費抑制や両産業の拡大でもなく、あくまでも「健康」であることを指摘しました。そして「健康」とは、心身の健康を含む「幸福」とも重なるような、より広いコンセプトで考える必要があり、今後は「持続可能な医療や社会の実現」を考えていく必要があると述べました。
「持続可能な医療」をめぐる論点としては、①医療技術革新(イノベーション)と医療費、②医療費の配分、③高齢化とコミュニティ・都市・地域、④ターミナルケアと死生観という4つのテーマについて具体的な事例も交えて紹介しました。
最後に多くの課題に直面する一方、相対的に費用対効果の高い形で長寿を実現してきた日本は今後もサイエンスとケアを統合した「持続可能な医療」を追求し世界に発信する役目を担っていくべきだと提言しました。

講演2 Japan:Healthcare Reform in Globalization -Your choice, your voice, your action-

黒川 清(HGPI 代表理事)
ファシリテーター:小山田 万里子(HGPI シニアマネージャー)

自然災害による被害や政治情勢、経済状況など、これまで予想すらしていなかったことが世界各地で起きていること、そしてデジタルテクノロジーの進歩により、それらの情報は世界中の誰もが知ることのできる状況になっていることを紹介しました。このようなグローバル化社会において、医療を含む日本の課題は世界の課題であり、また世界の課題は日本の課題でもあることを指摘しました。
そして各国の優秀なタレントがグローバルで活躍していることに言及し、グローバル社会で日本が活躍するためには、縦割社会等、日本の伝統的な組織体制の改革が必要であることを指摘しました。
最後にイノベーションと持続可能性を担保するためには、自分の強みと弱みを認識することそして、当事者として自ら考え発言し、行動していくことが不可欠であると提言しました。

閉会の辞   

閉会の辞として、HGPIを長年に渡り応援いただいているお二人より、応援メッセージを頂きました。

永山 治氏(中外製薬代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 、2016年7月よりHGPI理事)
「HGPIのような独立系のシンクタンクが、世界シンクタンクランキングにランクインしているというのは、非常に意味のあることだ。時代の変化と共に、HGPIの必要性もますます高まるだろう。今後も、世界に対してHGPIの意見を発信する機会を多く作ってほしい。」

武藤 真祐氏
(医療法人社団鉄祐会・祐ホームクリニック理事長・院長、2016年7月よりHGPI理事)
「現在は、在宅医療とICTを融合すべく、東京・宮城県石巻・シンガポールで活動している。スマートフォン等のICTがコミュニケーションの方法を変化させる中で、医療の在り方も変化した。イノベーションがなければ医療の持続可能性は難しい。医療の持続可能性を実現するため、医療現場を知るHGPIの理事として、貢献していきたい。」


 
 

ページトップへ

イベントなど一覧に戻る